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D-Byfor開発の経緯
     D-Byfor(Windows 2000/XP)は、初めてWindows環境における100%の汎用性を実現した画期的なレセコンソフトです。この"完全な汎用性"によって、レセコンユーザは初めてパソコン環境の高度化とハードウェア低価格化のメリットを受けられるようになりました。
     最近ではパソコンや周辺機器の低価格化が急激に進み、いまや最新の高性能パソコンは10万円以下、高速レーザープリンタが5万円以下が常識となりました。こうした環境の中で、「なぜレセコンのみが非常に高価な専用システムを使わなければならないのか?」「なぜレセコンは、年々進むハードの高性能化や低価格化の恩恵を受けられないのか?」「なぜレセコンソフトはワープロなどの汎用アプリのように簡単に覚えて操作することができないのか?」…こうした疑問を感じる歯科医の声が、D-Byfor開発の端緒となりました。
     D-Byforは現役の歯科医師集団によって開発がスタートしました。コンセプトは「レセコンのデファクトスタンダード」です。当初からの開発目標は、次の3点でした。

    1. ハード面での動作条件をなくし、安価な汎用パソコン上で軽快に動作すること
    2. ビジネス用アプリケーションソフト並みの操作性と価格を実現すること
    3. 完全なサポートフリーを実現して販売価格を下げること

D-Byforの基本設計
     アーキテクチャの面から見れば、レセコンはけっして設計が困難なソフトではありません。事実、汎用データベースを使って歯科医個人が開発したレセコンも、多数の稼動実例があります。請求業務自体は特に複雑な作業体系ではなく、個人情報と点数計算をベースとした全体の構造はデータベースそのもの、印刷も普通のレーザプリンタでOKです。高いデータ互換性を維持するために汎用のデータベースエンジンを利用するということで、Microsoft Accessを選択しました。そしてD-Byforは、以下に示すようなきわめて明快なコンセプトのもとに開発されました。

    1. 最新のWindowsソフト開発環境のフィードバック
    2. 汎用で最新のデータベースエンジンの使用
    3. Windowsの標準的な操作環境への対応
    4. 高いカスタマイズ自由度の実現
    5. 制度改正、点数改正等に対して短期間で対応
    6. 標準的なスペックの安価なWindowsパソコンで軽快に動作する
    7. 標準的なスペックの安価のWindowsプリンタでレセプトが出力できる
    8. LAN環境に対応する
    9. サポートやバージョンアップについてはインターネット環境に対応する
    10. 標準的なデータ形式のサポートにより他のソフトやシステムとの連携を容易にする

     
優れたユーザインタフェース
     D-Byforのユーザインタフェースの最大の特徴は、「マニュアルを読まなくても操作が可能」なほどにWindows標準である点です。特にWindowsパソコンの経験者ならば、画面を見れば自然にその操作体系が理解・習得でき、全く操作に迷うことはないでしょう。
     ユーザインタフェースについては、開発当初からタッチパネルやタブレットなどの不合理な入力方法を排しました。これらは一見初心者には使いやすいように感じますが、長期的には操作の習熟を妨げ、入力時間を短縮できません。一般的なアプリケーションソフトの標準的な操作法は、マウス操作が主体です。さらにWordやExelなど定番Windowsソフトには、共通した操作手順と画面構成があります。マルチウィンドウ、メニューボタン、プルダウンメニューなど、D-Byforにも洗練されたWindows標準インタフェースを採用しました。
     D-Byforは、ソフト全体の構成から見て「カルテ(患者情報データベース)部」、「処置入力部」、「レセプト出力部」、「集計・リコール機能部」の、大きく4つの部分に分かれています。まず、カルテ画面から患者データを呼び出し、処置を入力し、レセプトを出力する…というのが基本的な操作の流れです。処置入力画面の構成は、点数早見表をベースにしたものです。各処置種ごとに入力パネルがあり、直感的な操作が可能。点数表の項目自体がボタンになっており、マウスでクリックするだけで入力が完了し、レセプト出力とカルテに反映されます。
     D-Byforは、入力・処理可能なデータ件数に制限はありません。パソコンのハードディスクの容量次第で、いくらでも保存データ量を拡大することが可能です。処理速度はパソコンの性能に依存しますが、10万円以下の普及タイプの市販パソコンで実用上十分な処理速度を実現しています。レセプトの印刷速度もプリンタの性能に依存しますが、5万円以下の安価なA4出力レーザプリンタで、毎分10枚以上のレセプト印刷が可能です。むろん、国保・社保総括表や補管文書、問診表、診断書、診察券に至るまで、あらゆる帳票の高速出力が可能です。その他、患者データベースを基にした豊富なリコール機能もD-Byforの特徴の一つです。

歯科医師にとっての使いやすさ
     D-Byforは、"レセプト作成の自由度"を極限まで高めることで、あくまでレセプト作成の知識と経験がある「歯科医師にとって使いやすいレセコン」となっています。D-Byforを使えば、"手書きと全く同じように自由な内容のレセプトを短時間で作成できる"のです。
     従来のレセコンの多くは、パターン化された多数のセット診療メニューを準備して入力の利便性を高めています。反面、特定の症状に対しては自動的に画一的なレセプトが作成され、支払い基金側から"不正の温床"的な捉えられ方をされやすい部分があります。D-Byforもセット入力が可能ですが、最低限のプリセットに留めて歯科医が自ら設定する機能として装備しました。
     チェック機能も同様です。多数のチェック機能を搭載するとレセプトが画一化し、レセプト作成の自由度が下がります。D-Byforには、意図的に必要最小限のチェック機能しか搭載していません。
     さらにD-Byforには、実用を第一に考えられた「簡易カルテ機能」が搭載されています。これは「歯科医師にとって本当に必要なカルテ」として、日常の患者ケアに有効なレセプトベースのカルテ機能となっています。
     そして、これらD-Byforの既存機能に不満を感じるユーザの方に対しては、機能カスタマイズで対応します。訪問診療への対応、介護保険への本格対応、Web予約システムとの連携など、様々な開発実績を持っています。機能カスタマイズは、どんなご要望でも受託することが可能です。

進化するレセコン
     D-Byforは、「進化するレセコン」です。インターネットを通じて送られてくる全国のユーザの皆様からの要望は、次々と機能に反映されています。パソコン環境が進化すれば、D-Byforがそれに対応して進化していくことで、ユーザは常に先端的な環境の恩恵を受け続けることができます。汎用データベースを利用しているため、データの互換性は永続的に保証されます。高いデータ互換性持っていることから、医科システムや病院管理システムなど他のシステムとの連携も容易です。
     さらに我々は、「汎用性」という言葉を、単に「Windows対応」とだけは捉えていません。現在はWindows 2000/XP対応版のみですが、Windows以外にも"普及度が高くハードウェアが安価なOS環境"が登場すれば、そうしたOS上で動作すればよいと考えています。こうした考え方に基づいて、近い将来Linux版やWebサーバーを利用するASP版などをリリースする予定です。
     D-Byforは、「安かろう、悪かろう」との先入感で見られがちです。しかし、実態は「最も進んだコンセプトのもとに開発された最新のレセコン」であり、「汎用ソフト化技術面では最も高性能なレセコン」なのです。長期的には、さらに高機能化を目指し、完全無償化を進める予定です。


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